英語、どうしよう
実際のところは、実は英語できなくてもなんとかなります。在米歴〇十年でも話さないひとは話さない。でもそういう人は、だいたい強いネットワーク力を持っている人。
英語はあくまでもツールでしかない。英語ができる、できないにこだわらないで、ネットワークを広げていくこと自体を、ゴールにしてみませんか?
英語超初心者のAさんの場合
研究者の旦那さんと、小学生のお子さん二人。
中学英語も遠い記憶。。。
夫の研究留学のため、5歳・7歳の子供たちと移住。英語は中学英語も遠い記憶、、参考になるか分かりませんが安心してもらえるかと思います(笑)
渡米したての私の英語力は、
挨拶にも緊張、スムーズに返せない…
カフェで注文できない…
とにかく早くて何て言ってるか分からない
英語も分からない上に何かと日本と違う
例えば…
スーパーのレジで、紙袋いる?ショップカードある?クーポン使う?が聞き取れない
カフェラテを頼むとミルクの種類、サンドイッチではパンの種類色々聞かれる、早くてわからない…
How are you ?って言われて焦ってHow are you?って何回言ったか…恥ずかしい笑。
これでも渡米前には英会話教室にも通ったのですが、渡米してすぐに自分のできなさに打ちのめされました笑
あくまでわたしの英語レベルの場合です↓
超初級レベルで渡米前に英語の勉強をするなら?
自分に必要と思われる場面に絞って
使い易いワード、短いフレーズを決めて
すぐ言えるを目標に!
ちなみに私が英会話を必要とする場面↓↓
カフェ、スーパーでの買い物
必要時に学校の先生、事務の方とやり取り
自己紹介と家族紹介
ママ友、近所の方とのちょっと挨拶など…
少ない、やれます!
事前チェック
スーパーやカフェなどで、店員さんがよく使うフレーズや注文の仕方を事前にチェック。初めて行く場所は、日本人の友達に聞いたりネットで調べて流れを知っておくと、全てを聞き取れなくてもいくつかの単語をひろって乗り越えられます!
アメリカの子どもの学校行事や習慣についても事前チェック
日本と同様に学校からたくさんお便りがあります。行事や習慣についてなんとなく知っておけばお便り読むとき楽!(ファンランって⁇学校のショップで買い物⁇先生へギフトカード⁇パジャマデイ⁇などなど。)
大人のESL
渡米後に英語の勉強したい場合は大人の無料のESLがあります。City Collegeが開講するAdult Educationと呼ばれるESLクラスと、地域のコミュニティ(教会、City College以外の大学、図書館、リハビリセンターなどなど)で開催されるESLクラス。わたしはコミュニティで開催されるESLに通いました。レベル分けもされていてアットホームな雰囲気の中10人くらいで英会話を学びました。時間や頻度は開催場所に寄って様々です。家にいると英語を話す機会がほぼ無いのでオススメです。(託児有のところもあります。)
オンライン英会話
コロナでステイホームの影響もあってオンライン英会話を始めました。移動時間も無く、家事の隙間時間に親子で取り組んでます。帰国後もお手頃価格で毎日続けられそうです。渡米前にもしておけば良かったくらい便利!https://nativecamp.net/
子どもの英語はどうする?
小学低学年の子どもの場合
子どもはスゴイ!
子どもたちも渡米前に少し英会話に通いましたが、挨拶と色々な国の方に慣れたくらいで、聞くことも話すことも、読み書きもできないままアメリカの公立小学校に入りました笑!(「体調不良の時」「トイレの時」「やめてほしい!」などのフレーズは教えてました。)不安もありましたが、、大丈夫でした!お友達が助けてくれます!あとは、手振り身振りでコミュニケーションをとって、楽しい!楽しい!と通います笑
コロナで休校になるまで7ヶ月ほど学校に通いました。今も簡単なリスニングと片言のスピーキングと言ったレベルですが、それでもお友達と遊べるらしくコロナが落ちついて早く学校に行きたい!と張り切っています。子どもは学校にさえ行ければ英会話はどうにかなるようです。
先生のやり取りどうする?
親と先生で直接話す機会は2者面談が年に2回あります。日頃の質問や相談はメールで可能なので助かります。google 翻訳やネットで伝え方をチェックしてます。
学校のESL
英語が母国語ではない生徒はESL(English as a Second Language )と言って、別授業で英語を基礎から教えてもらえます。
読書は良い!
学校に慣れた頃から友達に図書館で本の選び方を教えてもらって簡単な絵本を読むようにしました。図書館の司書さんに尋ねる事もできます。はじめは難しいですが、お友達や先生が言ってるフレーズやワードが出てきたり楽しみながら読む力が徐々に身につきます。間違えもありますが、今は簡単な絵本は1人で読んで内容も分かっています。単語や文章を書くのはまだまだですが、きっとこれから。
(I Can Read!というのは、HarperCollinsから出版された、子供たちに英語を読ませるために広く使われているレベル別のシリーズ絵本です。5つのレベルに分かれていてレベルは表紙に表示されています。)
アニメでリスニング&スピーキング!
アメリカはたくさん子ども向けアニメがあります!お友達のところは、ステイホーム中テレビタイムが伸びてしまい困っていましたが、スピーキングには良かったと話してました(テレビ=悪者ではない!)
我が家は子ども向けの電子辞書に「チャロ」と言うNHKの英会話用のアニメが入っていて、それにハマって渡米から1年半毎日見続けています。今では好きな場面のフレーズを完コピできるようになっています。私が「こういう時何て言ったらいいんだろう、、、」と困っていると、「チャロはこう言ってたよ!」と教えてくれることも!
何より助かるのは日本人ネットワーク!
1年半経った今は、運転も買い物もほとんど困りませんが、英語で会話が必要な場面は変わらずです。はじめは出来ないことに落ち込みましたが、すぐにペラペラ話せる事は無理だと悟りました笑。そんな私でも楽しく過ごせているのは近くに住む日本人の友達のおかげです。困った事を共感してもらえる、困ったら聞ける、本当に心強いです。ニューヘブン近郊にはたくさんの日本人の方が生活していて、ライングループで分からない事など気軽に質問できます。英語に少しずつ慣れながら楽しく過ごせる街です😊
英語初級~中級のBさんの場合
研究者の旦那さんに付き添って、日本で忙しかった仕事を辞めて渡米。せっかくの自由になる時間、有意義に使いたい!
英語はそれほど得意ではないけど、まったくできないということでもない。基礎から勉強、というよりは、せっかく現地にいるのだから、より多くの人と出会いたいと、OISSやライブラリー、コミュニティーカレッジが主催するESLのコースや、ブッククラブなどに参加してみています。
(Yale限定 OISS YSPYグループ)
https://oiss.yale.edu/programs-events/for-spouses-partners/ispy-orientation/ispy-groups
(Yale限定 OISS ESLグループ)
https://oiss.yale.edu/programs-events/english-conversation-groups
ニューヘイブン ダウンタウンにあるライブラリ(New Haven Free Public Library)のESLの案内
https://nhfpl.org/services/literacy/
ニューヘイブンリテラシーボランティア主催のESL
ニューヘイブン ダウンタウンにあるゲートウェイコミュニティカレッジのESL
各タウンシップにある生涯学習センターのプログラム
ほとんどのタウンシップでは、Adult & Continuing Education Center とか、Adult Education Programとかいう名前で、生涯学習センターがあります。高校の卒業資格を取るとか、看護の資格、簿記の資格などのような、一般的な資格取得を目指すクラスなどを、高校の空いている教室なんかを利用して教えています。クッキングや、音楽のクラスなんかもあります。
https://www.nhaec.org/index.jsp (ニューヘイブン)
ESLに参加しているのは、当然、英語が母国語ではない人。でも、お国柄で、まったく話せないのにペラペラ母国語を交えて難なく会話をこなす人に出会ったり、文化や習慣が全く違う国の人に出会ったり。シリアからの難民、インドの大金持ち、孫の子育てのために移住してきた中国のおばちゃん。それぞれ、自国では高いプライドをもってやってきた人たちと、一緒になってのグループワークは、刺激が大きく、言語だけじゃない学びの場です。
ESLに慣れてきたら、現地のアクティビティーグループに参加するのもおすすめです。習い事をするのもよいし、ボランティア活動をしてみるものおすすめです。近くに教会があったら、日曜日に顔を出してみてください。もしも誰かに話しかけるのが不安なら、買い物に行く先のスーパーで、いつも会うレジの人に名前を聞いてみて、サンキューって言ってみてください。もう一度会ったとき、また言ってみる。量り売りのハムやお肉を勇気を出して買ってみてください。何ポンドとか、わからなくてたくさん買っちゃったとしても、次にはわかるようになるでしょう。コミュニティーセンターのおばちゃん、ライブラリーの司書、どきどきしないでハローっていえるようになるころには、ちょっとした世間話ができるようになってるはずです。
習い事でも、グループでも、教会でも、キーは、一度だけじゃなくて、毎週続けて顔を出してみること、です。